本を作る時に、特に気になるのが「読みやすさ」だと思います。
データが良い感じに作れたと思っても、いざ印刷してみるとバランスが悪く、
画面で見ていたイメージとは違う場合があります。
今回は、「どんな設定にすれば読みやすい本になるか」をご案内します。
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自分史、小説など------------------------------

MS明朝の場合でご案内しております。
フォントによって文字の大きさ・間隔が異なりますので、適宜調整してください。
【文字サイズ】
10~11pt高齢者の方には読みづらいかもしれませんので、その場合は13ptぐらいをおすすめします。
【行送り】※word以外では【行間】と表現されている場合があります。
文字サイズが10~11ptの場合、19pt~20pt
文字サイズが13ptの場合、23pt【余白】上20mm、下25mm、左右は各20mm下のほうが上より大きい理由は、下側にページ番号を入れるためです。
ページ番号の位置は、文章の下面及び本の下端から10mm程度の位置にすると、感じがいいと思います。
【フォント】MS明朝、正楷書体、教科書体、リュウミンなどMS明朝がよく使われますが、教科書体は上品な感じですし、楷書体は雰囲気がでます。
フォントはパソコンに元々インストールされているほか、officeなどのソフトにも付属しています。
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俳句集------------------------------

楷書体、3句立ての場合でご案内しております。
フォントによって文字の大きさ・間隔などが異なりますので、句数に合わせて適宜調整してください。
【文字サイズ】
18pt【行送り】※word以外では【行間】と表現されている場合があります。
50ptにした上で、一行分のスペースを空ける(例)
春の海 ひねもすのたり のたりかな
~一行空ける~
菜の花や 月は東に 日は西に ~一行空ける~五月雨や 滄海を衝く 濁り水1ページに何句入れるかはお好みになりますが、一般的には3句~5句が多いです。
【余白】
上35mm、下・左・右は各30mm【フォント】
正楷書体、行書体などより毛筆っぽさがでるのは行書体です。
フォントはパソコンに元々インストールされているほか、officeなどのソフトにも付属しています。
【字送り】※word以外では【トラッキング】と表現されている場合があります。
23pt
※Illustratorのトラッキングの場合は250字送りとは、文字の間隔のことです。数値が大きいほど文字間が広くなります。
ご案内は以上です。
もちろんこの通りにしなくても問題ありませんし、好みもございますので、
いろいろカスタマイズなどしてみてください。
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